管更正(3SICP技術協会、パルテム技術協会、EX・ダンビー協会、EPR協会)
既設管きょの異常のため、耐久性、耐荷能力の低下及び、流下能力が保持できなくなった場合に、既設管きょ内面にに更生(ライニング)を施して延命化する工事です。
3SICP技術協会
SGICP工法(反転・形成工法)
SGICP-G工法(反転・形成工法)
施工前
施工後
SGICP-M工法(マンホールライニング)
施工前
施工後
3Sセグメント工法(製管工法)
更生後の円形管(内寸1500)
更生後の短形管(内寸6200×3000)
パルテム技術協会
ホースライニング(反転工法)
ホースライニング工法は、熱硬化性樹脂を含浸させた材料を既設のマンホールから既設管きょ内に反転加圧させながら挿入し、既設管きょ内で加圧状態のまま樹脂を加熱硬化させることで、管内側に新しくパイプを形成する工法です。
作業風景
作業風景
パルテムSZ工法(形成工法)
マンホールを利用して既設管きょ内にSZライナーを引込み、空気と蒸気とでライナーを拡張・加熱して既設管きょの中に自立管を形成する方法です。管内に形成されたSZパイプは、優れた耐久性、耐薬品性を有しています
パルテムHL-E工法(形成工法)
安定した管路を形成し、均一の厚みを実現しました。短時間での施工が可能で、周辺環境に優しいです。シンプルなので、安全施工で経済的な本管と一体型の取り付けライニングです。
パルテムフローリング工法(製管工法)
既設管きょ内で組立てた鋼製リングに高密度ポリエチレン製のかん合成部と表面部材を組み込み、既設管きょとポリエチレン製部材との間に充てん材を充てんすることにより、既設管きょを更生する工法です。更生管は、既設管きょと更生材が一体になった複合管となります。
鋼製リング組立状況
特殊充てん材の投入
表面部材組付状況
EXダンビー協会
EX工法(形成工法)
塩ビ樹脂をベースとするEXパイプを、非開削で既設管内へ挿入し、元の円形状に戻して圧着させることで、優れた強度と品質を備えた連続パイプを生み出す小口径更生工法です。
ダンビー工法(製管工法)
塩ビ製の帯板(ストリップ)を既設管の内側に密着させながら嵌合用接合部財(ジョイナー)を使ってスパイラル状に製管し、その隙間に高流動、高強度の充填材を注入。断面縮小を最小限に抑えた複合管を形成する大口径更生工法です。
施工前
施工後
EPR工法協会
EPR工法は軽量、高強度、長期耐久性に優れたエンジニアリング・プラスチックにガラスクロスやカーボンクロスを組み合わせた強化材を用い、クラック、管ズレ、管破損箇所の更生を内面より非開削で行う画期的な工法です。
EPR工法に使用する高性能樹脂は外部よりの加熱を必要とせず常温で自然硬化するため、膨張や収縮がなく補修部内面が均一に仕上がります。また、水中でも短時間で硬化するため、浸入水のある部位を直接止水施工できるとともに、管路を供用したまま管更生が可能です。小口径から大口径、部分補修からロングスパンまで、あらゆる管更生に対応します。
EPS(小口径管更生)
100~600の小口径管渠に適用。0.3m~0.5mの部分補正に
EPF(支管部更生)
本管と取付管口を一体更生。支管部のズレやクラックを強固に補修
EPL(長スパン更生)
150~450までは施工長3m、500、600は施工長2mの長スパン更生が一回の施工で完了。
管路の曲がりや蛇行にも対応します。
EPX(大口径管更生)
700~800の大口径管渠に適用。施工時間のおおは穴短縮と省力化を実現。
エアーモールド(大口径管・ボックスカルバート更生)
900以上の大口径管に適用。ボックスカルバートの更生にも対応します。
フリーモールド(任意断面カルバート更生)
任意の断面形状のカルバートに適用。暗渠の補修、更生が自由自在
クラック
クラック補修
EPSによる更生完了
EPFによる更生完了
ボックスカルバート用
エアーモールドの施工
フリーモールドによる更生完了